シャープが9月7日に新しいコードレススティック掃除機、「RACTIVE Air EC-KR1」をリリースします。
この新モデルは業界初として手が汚れず、静かで吸引力が持続する紙パック式を採用しました。
特に注目すべきは新構造「パックinカップ」で、これによりゴミ捨て時にボタンを押すだけで紙パックやゴミに触れることなく、手間を省ける点です。
また、この構造は吸引力の低下も抑えると言われています。
店頭予想価格は77,000円前後となっています。
コードレスのスティック掃除機としては紙パック式は初めての試みで、これまでのコードレス掃除機の主流であったサイクロン式に代わる新しい選択肢となるかもしれません。
紙パック式はゴミがたまると吸引力が低下しやすいというデメリットがありましたが、「パックinカップ」はゴミがたまっても空気の流れを確保し、吸引力の低下を抑えることが可能です。
この新モデルは運転時の音も静かで、音レベルは約64~57dBを実現しています。
さらにペットへの配慮もされており、低騒音技術がペットにも優しい環境を提供します。
ヘッド部は左右非対称の「端までブラシ」を採用し、壁際のホコリも効果的に吸引できます。
また、ブラシは「からみにく~いブラシ」として、髪の毛やペットの毛の絡まりを防ぎます。
運転時間はモードによって異なり、標準モードで約35分、強モードで約9分、自動モードで約24分の使用が可能です。
充電時間は約4時間となっており、バッテリーは容量1,730mAhの18Vリチウムイオン電池を採用しています。
紙パックの交換目安は1日1回の掃除で約1.5カ月となっています。
シャープは今後のスティック掃除機市場における紙パック式の実売台数が増加すると見ており、「ラク家事」志向によって2023年度には約13%の市場構成比になると予測しています。
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