シャープは2023年9月7日に新たなプラズマクラスター空気清浄機FP-S120を発売することが明らかにされました。
小型の本体でありながら、約53畳の大空間にも適応可能とのことです。
市場に出回るときの店頭予想価格は118,000円前後となっています。
特筆すべきはその小型ながらも力強い性能で、特に自動運転時の清浄能力が従来の5倍に増強され、その静音性は図書館並みの36dBにまで抑えられるとのことです。
新モデルは「両面吸い込み構造」を採用し、約2.4倍の吸い込み面積を持つと同時に、空間の清浄時間も短縮しています。
これは1台のファンが左右両側からの空気を同時に吸引する新形状の「両吸いシロッコファン」を利用しており、これにより、8畳の空間は約6分で清浄されるそうです。
その効率的な設計は、設置場所においても利点があります。
背面が壁に近づけて設置できるだけでなく、左右のスペースも狭めて置くことが可能となります。
また、新型の「プラズマクラスター25000」を搭載し、さまざまな微小粒子やアレルゲンを効果的に抑制できるとされています。
消耗品の交換に関しては、集じんフィルターと脱臭フィルターが10年に1回、プラズマクラスターイオン発生ユニットが約2年2カ月ごととなっていて、これにより長期間のメンテナンスが容易になります。
さらにAIoTクラウドサービス「COCORO AIR」への対応により、スマートフォンアプリを通じた運転スケジュールの管理や消耗品の最適な交換時期の通知が可能となっています。
本体のサイズは、幅333mm×奥行330mm×高さ578mmで、重量は約11kgです。
さらに、様々なセンサーが搭載され、消費電力は4.7W~73Wとなっています。
なお、この新モデルは加湿機能は持たないことも特徴的で、シャープは今後加湿なしのモデルを増やしていく方向性を示しています。
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