富士通レディースの最終ラウンドは、不慮の大雨によって中止となるアクシデントが発生。当初午前8時のスタートを予定していたが、雨の影響で10時に延期されるなどのトラブルが相次ぎました。そして、結局のところ、午前10時54分に中止が確定。これにより、36ホールの短縮競技として成立しました。
櫻井心那選手は、第2ラウンド終了時にトータル12アンダーという圧倒的なスコアで単独首位をキープ。この結果、彼女の今季4勝目が確定しました。一方で、トータル11アンダーで追う岩井千怜選手と阿部未悠選手は、共に2位タイの結果となりました。
古江彩佳選手は、日本勢として史上初の同一大会3連覇をかけての挑戦でしたが、トータル1アンダーの45位タイで終わり、残念ながらその夢は叶いませんでした。
上位選手たちは順当に好成績を収めていますが、天候の影響での中止は選手たちにとってもファンにとっても大きなショックでした。大会としては安全を最優先に判断した結果となりますが、それぞれの選手が次回の大会に向けての意気込みや課題を持ちつつ、今大会を終えたことでしょう。
大会の中止は避けられない事情であったとはいえ、選手たちの努力やファンの期待を考えると、心からの応援を送りたいと感じます。